住民側の上告棄却、国の敗訴確定 最高裁
<横田基地訴訟>住民側の上告棄却、国の敗訴確定 最高裁
4月10日21時37分配信 毎日新聞
米軍横田基地(東京都福生市など)の周辺住民らが、国に夜間飛行の差し止めと賠償などを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(今井功裁判長)は10日、住民側の上告を棄却する決定を出した。国に総額約1億9440万円の支払いを命じた東京高裁判決(08年7月)が確定した。76年に始まった横田基地を巡る訴訟では、他に6件の国側敗訴判決が確定し、今回の決定で係争中の訴訟は無くなった。
東京高裁判決はうるささ指数(W値)75以上の騒音被害について「受忍限度を超えて違法」と認定する一方、飛行差し止めは最高裁判例を踏襲して訴えを退け、将来分の賠償も認めなかった。【銭場裕司】
▽原告団の話 違法な騒音状態と判断しているのに、飛行差し止めを命じない裁判所の対応には納得できない。これからも騒音被害を解消する運動を続けていかざるを得ない。
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