相模原補給廠で、戦闘指揮訓練センター着工 陸自共同演習も
以下は、神奈川新聞の記事から。
相模原補給廠で、戦闘指揮訓練センター着工 陸自共同演習も /神奈川
◇米軍広報室長が明言
相模原市の相模総合補給廠(しょう)で2日、在日米軍再編に伴い建設される戦闘指揮訓練センターの着工式があった。式前の会見で在日米陸軍司令部広報室長のジェームス・クロフォード少佐はセンターの利用に関し「(米軍キャンプ座間に新設される陸上自衛隊の)中央即応集団司令部と各方面隊の参加を考えている」と明言、米軍と陸自の共同演習・双方訓練が予定されていることを明らかにした。【高橋和夫、写真も】
◇平和団体は反発
クロフォード少佐は会見で「日本政府の許可を得て使う恒久施設だ」と述べ、陸自の共同使用は防衛省も了承しているとの見解を示した。これまでセンターについて「日本の防衛力の向上に貢献する施設」との設置意図や、陸自との共同使用の計画は明らかになっていなかった。
市がキャンプ座間渉外部に事実関係を確認したところ「陸自から要請があればセンターの利用は可能だが、利用するかは日本政府が決めること」と回答があったという。
神奈川平和運動センターや「第1軍団の移駐を歓迎しない会」など基地返還活動に取り組む各団体は「最新の戦場体験を共有させるための訓練装置。自衛隊の海外での武力行使、戦場への派遣を訓練して米軍の戦争に引き込むことになる」と反発している。
センターは、訓練施設本棟(延べ3308平方メートル)と事務棟で構成。本棟には大型スクリーンを備えた30人収容の教室4部屋を置き、コンピューターグラフィックスを駆使した仮想体験で、戦場での模擬訓練や指揮統制訓練ができるのが特徴。ほかに複数の部屋で同時に訓練できる作業室(108人収容)などを設ける。施設建設費だけで約1550万ドル、機材などで約150万ドルを投じ来年9月に完成予定。
着工式には、在日米軍基地管理本部司令官のウォルトマイヤー大佐など在日米軍関係者や南関東防衛局職員らが出席した。神式の地鎮祭に続き、米軍側と工事関係者がスコップで土をかき、安全を祈願した。一方、正面ゲート前では、市民団体メンバー約50人が「戦場への道を断て」などと書いた横断幕を掲げて工事中止を訴えた。
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◇ジェームス・クロフォード室長、一問一答
ジェームス・クロフォード少佐との主な一問一答は次の通り。
--センターでの訓練の具体的な内容は
第1軍団前方司令部と自衛隊の訓練だ。指揮統制、作戦能力の向上について、日本本土の防衛、弾道ミサイルからの防衛、自然災害を含めた人道援助、戦争後の救助活動などあらゆる事態を想定し、あらゆる状況に対応した訓練ができる。
--センターを日本に作る目的は
日本の防衛を主に考えている。日本防衛のために第1軍団が動けるように作る。日米同盟の強さを示す象徴となる。
--小規模な戦闘だけの訓練か
全般的だ。局地戦、ゲリラ戦、ミサイル防衛、通常の戦争も考えられる。
--訓練は陸自の参加はどの部隊を想定しているのか
中央即応集団司令部と各方面隊の参加を考えている。
--弾道ミサイルからの防衛も考えているのなら、陸自だけでなく、空自や海自の訓練も想定しているのか
空自や海自が訓練できるようなシミュレーションも備えてある。
4月3日朝刊
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